自分のノウハウを詰め込んだ書籍を消費者金融のお金で自費出版

徳島県在住 F.Yさん(60歳)
定年退職の年齢になって、ちょっと考えることが多くなりました。「定年退職してからは何をしようかな?」と老後のことも考えますし、「仕事を続けていたほうがボケなくていいんじゃないかな?」と考えたり、「妻と今まで行けなかったところへ旅行に行こうかな」と、色々なことを巡らせていました。

しかし結局私はちょっと違うことを選択しました。それは自費出版です。自分のお金で書籍を出版することなんですけれども、これを消費者金融でお金を借りてきてでもやろうと思ったのです。

なぜ自費出版をしようと思ったか?というと、今までずっとサラリーマンとして働いて来ました。40年以上の間、組織人として働いてきて、それなりのノウハウを溜め込んでいます。しかしそれらのノウハウを言葉にして後輩や新入社員に伝えられたか?というと、やはり足りない部分がたくさんあったと思うのです。

そこで自費出版をして後輩たちに本を渡そうと思ったのです。私たちの時代と今の時代は当然違いますが、サラリーマンとして悩みを抱えているのは同じだと思います。そんな時に私はどう考えたのか、そしてそれを友人たちはどう見ていたのか?妻はどうしていたのかなどを、事細かに書こうと思っているのです。

これは私に残された使命のようなものです。だから消費者金融で足りない分を補ってでも書かないといけないと今は思っています。この消費者金融とどうやってうまく付き合って言うかっていうのも重要ですから、書いておきたいと思っています。

今は執筆中ですけども、妻も「好きなようにしたらいいよ」と言ってくれています。私は彼女と結婚できてほんとによかったと思います。そして彼女のためにもこの本を完成させたら、本当に二人でいろいろな思い出を残したい、そう思っています。

若い頃は無我夢中でなかなか遊べなかったですからね。

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